浜岡原発 全面停止

浜岡原発 全面停止 * 5月6日 菅直人首相が緊急の記者会見をして 浜岡原子力発電所にある 全ての原子炉の運転を停止するように中部電力に要請したと発表しました。 * 福島の原発が 東日本大震災による津波で壊滅し その事態の収拾が 2ヵ月たった現在にい…

厳しい人生に耐える覚悟

厳しい人生に耐える覚悟 * 少し前になりますが (3月16日)曽野綾子さんが 産経新聞のコラムに 「厳しい人生に耐える覚悟」というタイトルで 今回の東日本大震災について 書かれていました。 大意は * 私たちは常に人生からも、今回は地震からも何かを…

【ブログ引越しのお知らせ】丸山ワクチンのブログを引越します

ブログを再開するに当たって 私の病気のことを公開し これからは 音楽のことを書くだけでなく 丸山ワクチンのことも書こうと 欲張ったのですが 「音楽予報」に がん治療のことを書くのは いささか場違いな気がしてきました。 私個人はがん患者で 音楽やゲー…

日本のがん治療を本で学ぶ

丸山ワクチンを使った治療を試みようとすると どんな問題が発生するのか それをどのように解決すればいいのかを 前回お話ししました。皆さんからの質問は 「丸山ワクチンを手にいれるには どうすればいいのか?」というのですから 前回書いた回答で間違って…

丸山ワクチンの入手方法

丸山ワクチンに関する問い合わせを たくさんいただいているので 順番におこたえします。インターネットの時代ですから 検索すれば 丸山ワクチンのオフィシャル・サイトに簡単にアクセス出来ます。 そこに 必要な情報は載っています。 にもかかわらず 私のと…

ブログ再開のご挨拶

ちょうど 今から3年ほどまえ 2007年は 春から秋にかけて 何やら最悪の気分が体内に充満し、 毎日不機嫌に過ごしていました。原因は いろいろあったのですが まず第1に そのころの音楽が面白くなくて 新曲をきいても 楽しめなかったのです。 新しい曲を聴いて…

逝きし世の面影 その3

「逝きし世の面影」は14章から成立しています。 第一章は勿論 この本の全体のテーマを大きく呈示しています。 『文化は滅びないし、ある民族の特性も滅びはしない。 それはただ変容するだけだ。 滅びるのは文明である。 つまり歴史的個性としての生活総体…

逝きし世の面影 その2

幕末から明治時代にかけて来日し、「江戸文明」を体験した数多くの欧米人は その「江戸文明」と彼等の「西欧文明」とのあまりの違いに驚いて、その「見聞」を記録に残してくれました。 その欧米人の記録を整理し、再構築し 「逝きし世の面影」 という本を出…

逝きし世の面影 その1

徳川恒孝著「江戸の遺伝子」という本を前回紹介しました。 この本のなかで徳川氏が引用していた 渡辺京二著「逝きし世の面影」平凡ライブラリー が気になったので読みはじめたのですが、驚くべき立派な本だとわかりました。 600ページにも及ぶ大作なので …

江戸の遺伝子

徳川恒孝(とくがわ・つねなり)という方のお書きになった ご本があります。「江戸の遺伝子」PHP研究所 私が「江戸時代」のことを少し勉強しなければということで 購入した本のなかの一冊です。 著者の徳川恒孝氏は 徳川宗家第18代当主という方です。 …

フーチャリスト宣言

梅田望夫さん x 茂木健一郎さんの「フーチャリスト宣言」という新著がちくま新書から出ました。 不思議なもので「なぜか時代が見えてしまう。」という時期が人間の一生にはあるようです。 そういう時期に位置しているお二人の新刊は 内容なもちろん素晴らし…

江戸時代文化のはなし 3

「江戸時代を 社会経済が停滞していた暗い時代だった。」という誤った認識を私がしてしまった原因は、多分「TVの時代劇を 沢山見てしまったからだ。」ということを昨日書きました。 TV番組の映像を 何度も繰り返し見てしまうと、その映像がバーチャルで…

江戸時代文化のはなし 2

江戸時代に興味をもちはじめたのは、経済や社会が停滞していた江戸時代に どうして「文化」だけが発展したのだろうか、という疑問を解明すれば、「閉塞感のある現在の音楽業界の答えがみつかるかもしれない。」と思ったからです。 ・・で、高校生用の日本史…

江戸時代文化のはなし 1

4月16日を最後に しばらくグログを中断してしまいました。 「音楽の歴史は音量増大の歴史だ。」とか 「音楽の変化や進歩は技術の進歩と共にあったのだ。」とか 「音楽とコンピューターが結びつぃてから もう30年もたったのに、次の技術がでてこないから…

温故知新 6

昨日書いた「江戸という時代が見直されている。」という新聞からの引用は 環境やエネルギーといった視点からなので、私の興味の「町人文化」とは方向は異なりますが、私達は 今やっていることが「このままでいいのか?」とか「この先に進んでもいいのか?」…

温故知新 5

「生類憐れみの令」が発布され、騒がしい世の中が落ち着き始めます。 大型土木工事や大建築を伴う「公共事業」の数も少なくなります。 国内の戦乱はなくなり、鎖国をしてますから対外騒乱もなく、経済は停滞しますが、平和な時代がはじまります。 元禄(16…

温故知新 4

「年表」の話しの「江戸公共事業編」です。 江戸徳川政権の初期は多くの「公共事業」があって、城や寺や大名江戸屋敷などが建てられました。 それぞれが「権力」「権威」を誇るのですから、大型建造物です。 大型建造物を建てれば当然それなりの内装をしなけ…

温故知新 3

「年表」の話しの「江戸編」です。(笑) 「年表」を見ていて、気付いたことがあると 前回書きました。 1582年(天正10年)に「本能寺の変」があって 織田信長が自殺して、豊臣秀吉に政権が交代します。 1590年(天正18年)に 小田原征伐後は 秀…

温故知新 2

「年表」の話しの続きです。 「年表」をじっと見ていて 2つのことに気付きました。 1つは 江戸時代のことです。(笑) これについては 長くなるので、後回しにします。 も1つは「インターネット」についてです。 「年表」にインターネットの記述がほとん…

温故知新 1

温故知新(おんこちしん)という四字熟語があります。 「昔のことを研究して、そこから新しい知識や道理を見つけ出すこと」という意味であることは皆さんよくご存知のとおりですが、「新しいものが出てこなくなったら、昔のことを研究してみる。」と私は勝手…

ゆっくり動く時代 8

私が「団塊の世代」にこだわって、何回にもわたって書いている理由は、「教養」というものが、60年代末から70年代にかけての「大学紛争」のなかで、「意味のないもの」と位置付けられでしまったのですが、そんなふうに位置付けをした「団塊の世代」は「…

ゆっくり動く時代 7

6回にわたって アメリカ制作のホームドラマの「団塊の世代」に与えた影響と その結果「大学紛争」を引き起こし、 更には「教養」に対する反乱というか 無視したという彼等の風潮を書き続けています。 このブログを書いていると、時々読んでくれた人が 感想…

ゆっくり動く時代 6

私は2年も浪人しましたから、1962年に大学に入学にしました。 「団塊の世代」より チョット前に入学したわけです。 「団塊の世代」と6才違いで、学年ではたった4年しか違わないのですが、「大学」に対してのイメージが全く異なっています。 私達の世…

ゆっくり動く時代 5

「60年代末の大学紛争は何だったのか?」 は 私の片寄った立場からみると、理由は簡単で、いろいろ要因が複合していたのでしょうが、大学生になった「団塊の世代」が 「何で昔の あるいは 過去のことをまなばなければならないのか?」 を理解できなかった…

ゆっくり動く時代 4

「団塊の世代」が小学生中学生のときに視た アメリカ制作のホームドラマを 彼等は「理想的な家庭像」として とらえてしまったのでしょう。 アメリカ制作のホームドラマが 絵空事のドラマ(バーチャル)に過ぎないのですが、まだ子供だった彼等は「リアル」だ…

ゆっくり動く時代 3

1945年以降 アメリカ占領軍、1951年以降 アメリカ駐留軍の存在が日本の政治経済文化等あらゆる分野に影響を与えました。 団塊の世代がまだ「物心」のつく前に 東西冷戦が激しくなって 朝鮮動乱が起こり(1951年)、 日本はアジアに於ける 西側の…

ゆっくり動く時代2

「画期的な新しい技術なんてものは そろそろ出尽くしたんじゃないだろうか?」とか 「これからはあんまり面白くない時代が続きそうだ。」とか あまり前向きじゃない発言をしています。 こんな発言をしているので、皆さんからの大反論を浴びるだろうと内心ビ…

ゆっくり動く時代

人間は昔のことをすぐ忘れてしまいます。 私も例外ではありません。 このブログを書きながら 子供時代からチョット前までのことを 無理やり思いだしてみると いろんなことが 突然姿をあらわしたり、その頃全然関係ないと思っていたことが 結びついたりして、…

イノベーション25 その2

私が 政府の「イノベーション25」なんてものに興味を持つのは「へん」だと 自分でも感じています。(笑) しかし、「画期的な新しい技術なんてものは そろそろ出尽くしたんじゃないのか」 という私の乱暴な考えをブログに書いてしまった直後に、各界の権威…

「イノベーション 25」

ここ6回、47秒の音楽、つまりは47(よんなな)について書き続けたので、結構疲れました。 南国酒家さんのコメント「長い前フリ ご苦労様」を読んだ時には、大声で笑っちゃいました。 好意と多少の皮肉のバランスが絶妙で、とても気持良かったです。(笑…