レコード史 9

1970年代にこだわっています。(笑) 何度も繰り返しますが、音楽を生(ナマ)で体験する以外の方法がなかったのに、LP、シングルが普及し、レコードでも音楽を聴くことができると 「音楽愛好家」が夢中になってレコードを買い集めていたのが60年代…

レコード史 8

1970年代にアナログ技術が最高度にまで進化し、新しいAV機器が つぎつぎに市場に投入され、私達の家庭に 入り込みました。 その技術が おもってもみなかった 変化・変質を音楽にも与えました。 カラーTVが 各家庭に入り込んだ時期に、アイドル歌手と…

レコード史 7

1970年代は 日本の音楽シーンが 史上 最も輝いた時期でした。 オーディオセットが 家庭に普及して レコードで音楽を楽しむことが 普通の人でも可能になりました。 1966年の 「ビートルズ」 の武道館公演以降、海外大物アーティストのコンサートも 続…

レコード史 6

1968年の8月に私は創立したばかりのCBSソニー(現ソニーミュージック、SME)に入社し、営業に配属され、簡単なトレーニングを受けたあと、仙台に赴任しました。 担当は私一人で 地域は東北6県という ずいぶん乱暴な使命を与えられました。 東北…

レコード史 5

このところ私の書くブログはやや「クドイ」感じがします。 「1950年代にLPやシングルが世の中に出回りはじめた。」とシンプルに書いてしまえばよいのですが、私のブログを読んでくださっている方は、私よりずっと若い人が大部分なのだろうから「世の中…

レコード史 4

1950年代の中頃から シングルやLPというレコードが 日本の家庭にも徐々に入ってきました。 ほぼ同時期に TV放送もはじまりました。 一般家庭では オーディオセットの購入が先なのか、TV受像機の購入が先なのかは それぞれの家庭の嗜好や 教育方針…

レコード史 3

この数日 私は音楽の中身や質や内容を無視して「音量の増大が音楽を発展、発達させてきたのだ。」ということを書いていますが、これが非常に片寄っているということは自覚しています。(笑) しかし20世紀の初頭までは「レコード」がなかったのですから、…

音楽と技術革新 3

技術革新あるいは楽器の大きな改造がされたあとは、意欲のある作曲家は刺激を受けて、その効果を実証しようと、最大限の努力をはらい 新しい試みを挑戦して曲を作ります、 聴衆はその斬新は作品に驚き高い評価を与えて称賛するか、音量が大きすぎるとか、音…

音楽と技術革新 2

昨日はレコード史を中断して、新説又は珍説“音楽の発展の歴史は音量の増大をひたすら求め続けた結果である”をご紹介しました。 思い付いたことを書いたので、資料にあたってキチンと検証してませんから、正しいかどうかは保証できません。(笑) ここ数年「…

音楽と技術革新

レコード史1.2と書いているうちに、バッタリ止まってしまいました。 私はいつも書き始めると、本来書く筈の主題に関連はしていても 本筋とは関係のないことが頭に浮かび、それが自分では面白くなって、今 書かなければいけない主題に対する興味が突然失せ…

レコード史 2

今年はモーツァルト生誕250年を記念して、世界各地でモーツァルトに因んだ音楽祭が催されたり、日本でもモーツァルトの生涯を見直すTV番組が企画されたりして、あらためて注目されています。 モーツァルトが生まれた1756年から 35才で亡くなった…

レコード史 1

「タマゴが先かニワトリが先か」という問は、あらゆる問題に ついてまわります。 音楽と音楽再生技術の関係にも、この問は あてはまります。 エジソンが円筒式のレコードを発明し、ベルリナーがそれを円盤式に改良しました。 そこに音楽を収録しようと考え付…

直島 2

625HIROさんに先まわりされてしまいました。(笑) 直島の美術空間は「ベネッセハウス」と名付けられた宿泊設備をもった美術館と、2004年に完成した地中美術館と自然環境のなかに置かれている展示空間と、町中(まちなか)にある民家を展示スペー…

瀬戸内海 直島

10月中頃に、私は瀬戸内海の直島を訪れました。 直島は地図で見ると 岡山県に殆どくっついているのですが、行政的には香川県に属しています。 「なんでだろう」と思いますが、香川県に属することが決まったいきさつが面白いのですが、話がいつものように長…

音楽市場 2

沖縄市が建築中の大型ライブハウス「音楽市場」は、沖縄市のまさにど真ん中の「ゴヤ」の交差点脇に完成します。 ゴヤの交差点から西に向かう通りを通称「ゲート通り」といっています。 嘉手納基地のゲートに向かう通りで、この通りの左右に米兵を相手にする…

音楽市場

金曜日に沖縄に戻りました。 沖縄市が2007年7月にオープンする「音楽市場」と名付けられる大型ライブハウスの運営を民間業者に任せるという方針を打ち出して、それにかかわる委員会の委員を断続的に この3年程引き受けてました。 いよいよ最終段階に来…

学問のすすめ 3

福沢諭吉の「学問のすすめ」について今日も記します。 前にも書きましたが、この本は明治5年に初編(第一章)が出版され、二編(二章)以降、次々と出版されて十七編(十七章)の最終章が明治9年に出版され、それらを全てまとめて、明治13年に一冊にまと…

学問のすすめ 2

ブログを長く休みました。 福沢諭吉の「学問にすすめ」にハマっていました。 この10日程の間に、会う人ごとに「読め!読め!」と強く推薦しましたから、少なくとも20冊ぐらいは売れたと思います。(笑) 慶応大学出身者に「君は勿論読んでいるよな?」と…

学問のすすめ

小林秀雄の「考えるヒント」のなかに「福沢諭吉」を論じている項目があり、それに導かれて福沢諭吉著「学問のすすめ」を読み始めました。 福沢諭吉について、これまで私の知っていることと言えば、一万円札に印刷されている人。 「天は人の上に人を造らず人…

沖縄本 2

小林よしのり著「新ゴーマニズム宣言 SPCEIAL 沖縄論」小学館発行 を読みました。 この本の良さは、沖縄につきものの諸問題が 実に良く整理されているところです。 小林よしのり氏の「ゴーマニズム宣言」シリーズの他の著書を読んでなかったので、こ…

沖縄本 1

人にすすめられたり、新聞や雑誌で高い評価を得ている「本」「CD」などを最近ではインターネットで購入しています。 買うものがハッキリ決まっていると、大型店の店内をウロウロしながら捜すのが 体力的にも とてもしんどくなっているし、ターミナルにある…

那覇祭り

しばらくブログを休んでいるうちに、世の中はどんどん変わっています。 総理大臣は小泉純一郎から安部晋三になり、靖国神社問題は日中、日韓首脳会談で、「参拝するとかしないとかを言わない。」といった何やらあいまいな「解決とは とうてい思えないなあ!…

牧野富太郎博士 2

昨日の牧野富太郎植物園のところで書きわすれました。植物園もとてもいいのですが、私が感銘を受けた牧野富太郎展示コーナーをぜひ見て下さい。 私はこんなに充実した内容の記念館を他に知りません。 牧野富太郎博士は植物分類学者でしたから、収集した標本…

牧野富太郎博士

高知市で友人の友人が開いた「人形展」の会場で多くの人を紹介されたのですが、そのなかに「高知県立牧野植物園」の職員がいて、「是非見てください。」と強くすすめられたので、行ってみました。 牧野植物園は 高知県が生んだ「日本の植物学の父」牧野富太…

友人の友人

9月30日(土)高知に向かいました。 私の友人夫婦の京都の人形作家の友人が、高知はりまや町の共通の友人のお店(海花ーはな)で個展を開くことになり、同時に京都のパン職人(天然酵母のパン屋ー東風)の友人を伴って高知に入り、私の友人夫婦の創作料理…

宝塚の魅力2

「宝塚」出身者で女優として大活躍している人は沢山います。 今、もっとも売れている天海祐希をはじめとして、麻美れい、大地真央、真矢みき、一路真輝(順不同)・・・・等々、いちいち数え上げられない程の多さです。 東宝宝塚劇場は1934年1月1日に…

宝塚の魅力

「色々考えています」などと昨日書きましたが、「一日中思索にふけっている」などということを私ができるわけもなく、いつもどおりに 無意味なほど、明るく行動し、夜はほぼ毎日コンサートを楽しんでいますから、はたから見ている私のスタッフが このブログ…

テールの役割

ちょくちょくブログを休んでいます。 なんだか色々考えてしまい、何を書こうか?がまとまらなくなっていたのです。(笑)「ひとつの問題」が掲示されると色々な意見がでてきます。 インターネットの出現以前は「ひとつの問題」についての他人の意見を知るの…

読解力

沖縄で 台風によって家に閉じ込められていたので、いろいろ考え込んでいました。めずらしいことです。(笑) 勿論 私は今 東京に戻っています。 先ず、最近騒然となった 坂東真砂子氏の「猫殺し・エッセー事件」です。 日経新聞に掲載されていたので、サーッ…

台風13号

沖縄に戻りました。 台風13号が沖縄を襲う前に着かなければなりません。 それで金曜日の最終便に乗っちゃいました。 土曜日になると、空は台風の影響で、雲が走っています。 沖縄のスタジオで、インタビューを受けました。 言いたい放題 愉快にしゃべりま…