「パパは何でも知ってはいない」

2007年の正月を迎えました。 本年も引き続き だらだら書き続けます。 ぜひお付き合いください。(笑)
昨年末に 「団塊の世代」について書きました。 「団塊の世代」の先頭の昭和22年生 (1947年)が 今年 定年を迎えるとあって 新聞の正月特集は 「団塊の世代」特集が目につきます。
団塊の世代」と 「団塊Jrを含むロストジェネレーション」と 「少子化」の三題は、2007年正月の 大テーマのようです。  たしかに新聞の特集だけでなくて、TV番組でもこの三題は目だちました。
団塊の世代」が生産現場から身を引いたら日本の世界に誇る工業製品の高品質は引き続き保てるのだろうか、あるいは「団塊Jrを含むロストジェネレーション」に特にふりかかっている 「所得格差」をどう考えるか、 「少子化」による将来の国力の衰退をどうすればいいのか、といった問題は 「正月」にふさわしい暗い話題です。(笑)
昨年末からの私の考える 「団塊の世代論」は新聞やTV番組の内容とは全くかけはなれていますから、お読みになっても 「参考」にも 「役」にもたたないことをあらかじめ おことわりしておきます。(笑)
団塊の世代」が12才になった頃、日本にTVが普及しました。そのTVの画面にアメリカのホームドラマが毎日写りました。 子供達はそのホームドラマのなかのアメリカン・カルチャーをい吸収しました。 子供達は 大人はアメリカン・カルチャーをもっと沢山知っていると思っています。 「パパは何でも知っている」筈ですから。
でも 大人はアメリカン・カルチャーなんか知ってるわけありませんよネ!
その頃の大人は (今でもそうですが) 時間が無くて忙しくて TV番組なんかのんびり見ている人なんかいません。
そんなわけで極端に若い (わずか12才ですよ!)アメリカン・カルチャーを良く知っている専門家が 毎年毎年200万人単位で増加しつづけて 現在に至っています。 この子供の専門家はアメリカン・カルチャーを知らない大人を何となく馬鹿にします。 大人の専門家が「一般人を一段低くみる」と同じです。(笑)