はげちびさい 禿禿祭

はげちび祭 禿禿祭 「命を弄ぶ男ふたり」という芝居を チョット前ですが(20日夜) 世田谷パブリックシアターで見ました。
この芝居の作者は 岸田国士です。 岸田国士には2人の娘、岸田衿子(詩人童話作家)と岸田今日子(女優)がいました。(岸田今日子さんはつい最近亡くなりました。)
岸田国士は 久保田万太郎岩田豊雄獅子文六)らとともに文学座を作り、戦後は福田恒存 三島由紀夫につながる系統の芝居や戯曲を書いた人です。
演出のケラリーノ・サンドロヴィッチが 「笑い」を意図して演出しましたから、大いに笑えました。
でも 他の人が演出したら 深刻な芝居にもなりそうです。 なにしろ 「命を弄ぶ」ですから。
男ふたりを高橋克実八嶋智人が演じました。
この本は 約80年前に書かれたのですが、人間なんて人が変わっても、時代が変わっても いつも同じようなことで 「悩む」のだ ということを再確認しちゃいました。(笑)