温故知新 2

「年表」の話しの続きです。 「年表」をじっと見ていて 2つのことに気付きました。
1つは 江戸時代のことです。(笑)
これについては 長くなるので、後回しにします。
も1つは「インターネット」についてです。
「年表」にインターネットの記述がほとんどないのです。 20世紀から21世紀にかけての最大の発明で
あり、今の時代に これ程の影響を与えているインターネットの記述が 全くないのは 実に不思議な
ことです。
年表の構成というのは 知っているとは思いますが、縦に西暦と年号が記され、横に項目別に欄があって
「政治」「経済」「社会」「科学」「文学」・・・・・と分かれています。
「日本史の年表」ですから、日本人が発明したとか 発見したとか 造ったものが優先的にとりあげられています。
それでも 「日本で電燈がはじめて点灯された」1878年(明治11年) 「ラジオ放送開始」1925年(大正14年)とか 「カラーTVの本放送が始まった」1960年(昭和35年) といった項目 あるいは 「レジャーブーム消費ブーム起こる」 1960年(昭和60年)といった社会現象の記述があるのですから、1980年代か 1990年代のインターネット関連の色んな節目のどれかを選んで、表記すべきだと思うのですが。
ただ2000年(平成16年)のところに「IT基本法」が制定されたことと「コンピューターウイルスが世界に被害を与えたこと」の記述と2004年(平成16年)のところに「ファイル交換ソフトWinnyの開発者、著作権違反の幇助容疑で逮捕」という記述がありますが、何だか一番大事なことが落ちています。
もう一度 最後に「年表」を見直してみたら、2005年(平成17年)で最後のところに「アップルの音楽配信開始」という記述を発見しました。(笑)  つづく