江戸時代文化のはなし 3

「江戸時代を 社会経済が停滞していた暗い時代だった。」という誤った認識を私がしてしまった原因は、多分「TVの時代劇を 沢山見てしまったからだ。」ということを昨日書きました。
TV番組の映像を 何度も繰り返し見てしまうと、その映像がバーチャルであるのに リアルとして意識の底に固定されてしまうという、愚かな人間の典型を私は演じてしまいました。(笑)
意識されるレベルで呈示された刺激の知覚は「スプラリミナル知覚」で 一方、意識されない(意識できない)レベルで呈示された刺激によって 人間に何らかの影響を与える知覚を「サブミナル知覚」というのだそうですが、「スプラリミナル効果」はしりませんでしたが、「サブリミナル効果」というのはよくきく言葉です。
サブリミナル効果」は 1995年5月、TBSのオウム真理教関連番組で「サブリミナル効果」を狙った手法を使ったことで、TBSは強く非難されました。
サブリミナル効果」は 相手が無防備なところに、気付かれないように侵入し、知らないうちに洗脳してしまおうというイメージがあって 広告業界がつかうのではないかと常に警戒されています。 まあ「フェア(公正)でない。」ということなんでしょう。
でも私の経験した「時代劇の見過ぎ」は 本人がわかっていて影響されているのですから、影響された人間が単に「バカ」だということです。(笑)
サブリミナル効果」と 「スプラリミナル効果」のはなしは 今日の主題ではないので、これ以上続けても意味がありません。(笑)
・・で、本題に戻ります。 「江戸時代は 社会経済が停滞していた暗い時代であった。」と記した文章を全て削除させてください。
で、新たに「江戸時代は どんな時代だったのか?」を簡単にまとめてみます。(まだ 勉強途中なので、再訂正するかもしれません。)
「120年近く続いた戦国時代を終わらせ、無謀な朝鮮出兵を撤退することによって片付けた徳川家康は 平和国家を目指しました。内政では諸大名の配置に心をくばり、人事異動をくりかえして反乱の目を摘み、外交では紛争を起こさぬように鎖国をして倭冠を禁止した徳川幕府は 約250年間国内国外ともに、平和な時代を創り上げました。 平和の続いた国内の米の生産量は新田開発と生産性の向上によって驚異的に増加し、不動産開発、海運、工業、流通、金融を含む各種産業もバランスよく日本独自の方法によって発達成長し、それに伴って文化も大いに発展しました。」となります。
私がいままでもっていた江戸時代のイメージと 最近勉強して得たイメージがあまりに違うので驚きました。