フーチャリスト宣言

梅田望夫さん x 茂木健一郎さんの「フーチャリスト宣言」という新著がちくま新書から出ました。
不思議なもので「なぜか時代が見えてしまう。」という時期が人間の一生にはあるようです。
そういう時期に位置しているお二人の新刊は 内容なもちろん素晴らしいのですが、お二人の「勢いとか旬(しゅん)」な感じがとても良いのです。

  • 茂木 ネットで人間性がどう変わるか、人格がどう淘冶されていくか、ということに、僕も興味をもっています。 人間の成長をわける大きな分水嶺は、偶有性をどう受け入れるかということだと思う。 成長する能力のある人というのは、自分にとって痛いこと、つらいこともきちんと受け入れて、それを乗り越えていける人だと思うんですよ。 ネットってまったく無制約にいろいろなものが入ってくる場だから、偶有性に身をさらす上で、これ以上の場はない。 ふつうのマスメディアだと何重にも守られていますから。
  • 梅田 ブログを書くのは、修業みたいな感じですよね。

という文章を読むと、ブログを書いている人達は「そうなんだよなあ!」と同感すると思います。
ブログを書くのは修業なんです。(笑)

フューチャリスト宣言 (ちくま新書)

フューチャリスト宣言 (ちくま新書)