上司は部下が育てる

私の友人に白川隆三さんという人がいます。

白川さんは私より2歳年下で、現在九州大学工学部特命教授をしています。

私と白川教授は、1968年にCBSソニー(現ソニーミュージック)創立時に同時入社したので、同期でもあります。

配属された部署は、2人とも営業でした。

5年後、同時に、白川教授は邦楽制作(ディレクター)、私は邦楽宣伝に移りました。
1年後、2人で太田裕美を担当して、ブレイクさせることができました。

そんな仲なのです。


白川さんは、ソニーミュージック系のアニメを中心とする、映像会社 『アニプレックス』 の創業者でもあるんですが、昨年この会社をスッパリ退職して、九州大学の教授に転じました。

ですから、今は福岡に住んでいます。
でも月に一度は東京に出て来ます。


先週、その白川教授が私のオフィスを訪ねてくれました。

会うなり 『丸さんのここんところのブログ、面白くないよ。』 と言われてしまいました。

『う〜ん、まいったな〜。』

確かに過去の、自分の 『おもい』 を書き過ぎているとは思っていたんです。


私は、年下や部下から説教されやすいタイプなのです。(笑)


私(本人)は決断力のある人間だと思い込んでいるのですが、しばしば 『間違っている』 と指摘され、
もう一度考え直すと、どうもその通りなので、 『ゴメン』 といって、撤回すること 『数知れず』 なのです。(笑)

そんな経験から 
『上司は部下を育てることは出来ないが、有能な部下は上司を育てることが出来る。』
という法則を20年前に見つけました。

私は有能な部下に育てられた人なのです。


その有能な部下の白川教授に『ブログが面白くない』と言われて、へこんでしまったのです。

3日もブログの更新を休んだのは、そんな理由があるのです。

本当のところ、まだ立ち直れていません。(笑)