2007-04-01から1ヶ月間の記事一覧

温故知新 6

昨日書いた「江戸という時代が見直されている。」という新聞からの引用は 環境やエネルギーといった視点からなので、私の興味の「町人文化」とは方向は異なりますが、私達は 今やっていることが「このままでいいのか?」とか「この先に進んでもいいのか?」…

温故知新 5

「生類憐れみの令」が発布され、騒がしい世の中が落ち着き始めます。 大型土木工事や大建築を伴う「公共事業」の数も少なくなります。 国内の戦乱はなくなり、鎖国をしてますから対外騒乱もなく、経済は停滞しますが、平和な時代がはじまります。 元禄(16…

温故知新 4

「年表」の話しの「江戸公共事業編」です。 江戸徳川政権の初期は多くの「公共事業」があって、城や寺や大名江戸屋敷などが建てられました。 それぞれが「権力」「権威」を誇るのですから、大型建造物です。 大型建造物を建てれば当然それなりの内装をしなけ…

温故知新 3

「年表」の話しの「江戸編」です。(笑) 「年表」を見ていて、気付いたことがあると 前回書きました。 1582年(天正10年)に「本能寺の変」があって 織田信長が自殺して、豊臣秀吉に政権が交代します。 1590年(天正18年)に 小田原征伐後は 秀…

温故知新 2

「年表」の話しの続きです。 「年表」をじっと見ていて 2つのことに気付きました。 1つは 江戸時代のことです。(笑) これについては 長くなるので、後回しにします。 も1つは「インターネット」についてです。 「年表」にインターネットの記述がほとん…

温故知新 1

温故知新(おんこちしん)という四字熟語があります。 「昔のことを研究して、そこから新しい知識や道理を見つけ出すこと」という意味であることは皆さんよくご存知のとおりですが、「新しいものが出てこなくなったら、昔のことを研究してみる。」と私は勝手…

ゆっくり動く時代 8

私が「団塊の世代」にこだわって、何回にもわたって書いている理由は、「教養」というものが、60年代末から70年代にかけての「大学紛争」のなかで、「意味のないもの」と位置付けられでしまったのですが、そんなふうに位置付けをした「団塊の世代」は「…