2006-12-01から1ヶ月間の記事一覧

「パパは何でも知っている」で知ったアメリカン・カルチャー

「団塊の世代」の先頭が高校1年生になったのが昭和38年(1963年)で、彼等がストレートで大学に入ったのが 昭和41年(1966年)です。人生の経験は無くても最新の知識と情報は 年上よりも沢山もっていますから、年上はナメラレちゃっていたんですね。 年上の…

「団塊の世代」 が子供の頃

1950年代後半から あらゆる分野で技術開発や技術革新が次々と実現し、大量生産を伴って日本の高度経済成長期に入ります。 1964年の東京オリンピックの年、団塊の世代の先頭(昭和22年生まれ)は17才になってます。 この頃 私は母校の高校のラグ…

子供の教養

私の子供の時代を思い返してみると、本当に狭い範囲で遊びまわっていたのだなあ!とビックリします。 家から北に約1kmのところに幼稚園と小学校があって、私はそこに通っていました。 正門が南向きですから、北に裏門があるわけで その裏門を出たことがあ…

歌舞伎・プロレス論

12月7日に渋谷・コクーンで、野田地図(NODA・MAP)の「ロープ」を見ました。良く出来た脚本というのは、舞台の上でかわされるセリフの裏やその裏の裏に本意が隠されていたり、あるいは隠されているように思えたりしますから、最初から終わるまで、緊張を強…

「青年の教養」

「新しいものは正しいのだ」とか「新しいものはカッコいいのだ」といった価値観で、私達以降の世代は今日まできてしまっています。 勿論こんな「雑」な「説」は承服できないという人がいらっしゃることを承知してますが、乱暴にすすまないと面白くないのでお…

「新しいものは正しいのだ」という時代が終わる?

私が小学生、中学生(昭和20年代、30年代前半)の頃までは、どの家庭にもTVの受信機やオーデイオセットがあったわけではありません。 家の中で楽しむことのできるエンタテイメントは何もなかったのです。 戦災で全てが焼けてしまったからとか、国や人…

木村尚三郎

昨日は、月刊「中央公論」に面白い座談会を発見したと書きましたが、さらに関連して月刊「文芸春秋」一月号に 山崎正和氏の面白いエッセイがでていました。 「20世紀末の世相について、それが画期的な技術革新の終わった時代であって、当分は退屈な停滞期が…

梅田望夫 丸谷才一 山崎正和 三浦雅士

あまりにも長く一つのテーマにこだわりすぎました。(笑)読み返してみると、自分とは違う別の人が熱くなって書いているみたいで 「こりゃ 読む人はシンドイだろうな?」と反省し、話をこの辺で変えます。(笑) 私は、ほぼ毎週沖縄に戻っています。沖縄で過…

レコード史 “番外編”

20世紀に入るまで、音楽に限らず芸術を意味あるものとして捉え、そして楽しむということのできた階層は、時間とお金を自由に使うことのできる上流階級であり富裕層だけで、芸術を「一般の人」が簡単に楽しむことはできませんでした。20世紀に入ってあらゆる…

レコード史 13

私は30cmLPのA面B面の構成について昨日書きました。 私はCDより30cmLPのほうが優れている、とか 良いのだ、と言っているわけではありません。(笑) 30cmLPで A面B面にわけられていた曲を、CDは 片面にA面B面を途切れることなく…

レコード史12

30cmLPが1953年に発明されました。当初は、既に発表済みのシングル曲を1枚のLPに「バサッ」と集めるという レコードが主流でしたが、そのうちに片面のも収録時間が20分強あることを利用して、A面・B面の両面(収録時間約45分)を計画的に新録音で構成する「…

レコード史 11

1982年にCDが初めて発売され、85年頃から急速に普及しました。 ビニール製の30cm LPは重いし、ほこりが付きやすいし、キズがすぐにつくし、取り扱うのにかなり神経を使います。 一方、新しくできたCDは軽くて、かなり乱暴に扱っても大丈夫で…

レコード史 11

1982年にCDが初めて発売され、85年頃から急速に普及しました。 ビニール製の30cm LPは重いし、ほこりが付きやすいし、キズがすぐにつくし、取り扱うのにかなり神経を使います。 一方、新しくできたCDは軽くて、かなり乱暴に扱っても大丈夫で…

レコード史 10

1970年代末から1980年代に入るころは、未だ家庭のなかでステレオオーディオ装置は大きな顔をして存在していました。 しかしカラーTVが居間の中心に置かれ、VHSのビデオカセットデッキがTV受像機の横に置かれ、1983年以降にはファミコンが…

レコード史 9

1970年代にこだわっています。(笑) 何度も繰り返しますが、音楽を生(ナマ)で体験する以外の方法がなかったのに、LP、シングルが普及し、レコードでも音楽を聴くことができると 「音楽愛好家」が夢中になってレコードを買い集めていたのが60年代…