mF247は普通の人でも楽しめると思っています
昨日のブログにコメントを残してくれたシュウさんの疑問に関連して、私の考えている事を書きます。
シュウさんの記しているとおり、能動的な音楽好きという人達は、自分の好きな音楽を探す能力はありますが、今の日本には自分の好きな音楽を探すすべはありません。
つまり、手軽にその音楽がどこにあるのかがわからないのです。
mF247は、そういう能動的な音楽好きに手軽に新しい音楽を紹介したいと思っているのです。
でも、それはなにもマニアックな人のためだけではありません。
nJという人達が普通の人のために、こんな音楽がお勧めですよと、推薦する仕組みを持っています。
サマセットモームという作家がいました。
私の高校の頃大変はやっていて、英語の授業の副読本にモームの小説が使われていました。
でも、自分が訳してもモームが何を言っているかわからなかったので、(笑) 新潮社から出ていた、翻訳本を読みました。
それが面白かったので、他の本を何冊も読みました。
その中の一冊に、''月と六ペンス''という小説があります。
この小説は、有名な画家のゴーギャンの伝記をベースにして書かれた小説です。
その中で、主人公が次の様に告白しています。
『自分でもわかっていることとして、自分の眼は決して独創的な鑑識眼ではない。絵画に関する僕の知識は、実に貧弱きわまるもので、多くの場合、他人が指示してくれた跡を辿っていくよりほかはない。』
普通の人でも十分楽しめるようにと考えていますが、どんなもんでしょうか・・・?