着うた 47秒 その1
かなり長文のブログを書き続けています。相変わらず「話」はあっちこっちに飛ぶので、わかりずらいと思うので、これまでのところを簡単にまとめました。
- 最近の音楽は「長い」し「難しい」ので、ユーザーは「サビ」しか覚えられなくなっている。
- 「サビ」を覚えるだけなら「CDシングル」を買う必要はない。「着うた」で十分間に合ってしまう。とユーザーは考えているらしい。
- こういう流れのなかで、「CDシングル」は急速に衰退し、「着うた」が「CDシングル」の代わりのメディアになっているらしい。
- その結果、ユーザーは「サビ」がやや地味なロック系、シンガー・ソング・ライター系の作品を「着うた」では聴かないので、しだいにロック系、シンガー・ソング・ライター系の作品が存在していることすら、知らなくなっているらしい。
- ロック系、シンガー・ソング・ライター系のミュージシャンの音楽をユーザーが聴くチャンスをつくらないと、このジャンルのヒットが生まれなくなる。
- それならばロック系、シンガー・ソング・ライター系のミュージシャンは「どうしたらいいのか」という対策を考えなければならない。
- 「着うた」は「サビだけ」とか「曲の一部」でなければいけない、という規則があるわけではないのだから「着うた機能」を使って、自分の作品を発表することを考えたらどうか。
- つまり本来「サビ」を聴かせる為の「着うた」を逆用して「サビ」に頼らず、例えば「Aメロ、Bメロ」のみでユーザーが納得する完成度の高い短い曲を携帯「着うた」で配信したら、どうだろうか。
- 制作上、やや不自由に感じるだろうけれど「CDシングル」が衰退しているのだから、代わりに主役になりつつある新しいメディア「着うた」機能を上手に使うことを真剣に考えるべきだ。
- 私が研究したところ、「着うた機能」を使い、47秒のサイズなら、音質は問題ないし、「尺」は表現するのに必要な「実用可能」な長さであることがわかった。
- ビートルズや美空ひばりや吉田拓郎やアイドル歌手を含む60年代、70年代前半迄の曲はどれもが「着うた・47秒」のサイズのなかに、ワンコーラスはスッポリ入っているのだから、CDシングルの代わりのメディアとして「着うた」を使うことは、実用可能であることは、証明済みである。
まあ、まとめるとこんなことを書いたのです。(笑)
(つづく)