表現の自由 VS 知的財産権 その2

3日も休んでしまいました。

ワーグナーのオペラを続けて観て、ものすごく疲れたのです。

その上に読まなければいけないと思いながら延ばしていた 表現の自由 VS 知的財産権」(著作権が自由を殺す?)を読み始めたのですが まことに手強い本でなかなか進まないのです。

1ページ読むのにものすごく時間がかかります。
難しいじゃないんです。

知的財産権というものの範囲が広くて(遺伝子特許も含まれています)こんなにいろんな問題がアメリカでは提起されているのかという 驚きで少し読んでは考え又少し読み進むという具合なのです。

著者ケンブリュー・マクロード は決して著作権や特許を撤廃しろと言っているわけではなく
現行の制度を代替するよりも 補完すべきだと考えています。
特に第6章「デジタルの未来」という章の彼の過去の音楽業界の観方と私のそれとが同じでかつ未来にかんしても共通しているので心強くなりました。

この本に「贈与経済」という言葉が出てきます。

mF247のビジネスモデルを不安視される方に「贈与経済」という考え方がアメリカには既にあるということをお知らせします。

この本についてはまたご紹介します。