能動的音楽ファンがここにも居ました
金曜は朝から楽しい取材を受けました。
『一橋ビジネスレビュー』の取材です。
一橋大学の米倉誠一郎、武石彰の両先生から、取材を受けるという光栄に浴しました。
きっかけは、今年の初夏に、両先生他の一橋大チームが沖縄産業研究の為、沖縄に来られて、たまたま私のスタジオを視察したことなのです。
ま、その時に『mF247の構想』をお話したら、とても面白がって下さって、あれこれアイデアも頂きました。
『著作権』議論の最近の流れの中で、必ず引用される ローレンス レッシングレッシグ の本もこの時に『ぜひ読むように』と薦めてくれました。それを読んだことは、私の今の考えに大きな影響を与えました。
で、会話が余りに楽しかったので、次の予定をキャンセルしてもらって、皆さんを沖縄のあちこちに引っぱりまわしました。
公設市場でビールを飲み、新都心を見学し、砂辺のカフェでビールを飲み、りんけん さんのところで、ライブを見ながらビールを飲み、松山に出て再び沖縄料理と泡盛を楽しみながら、私の『mF247話』に無理矢理付き合ってもらったのです。
この研究チームが、私の話に付き合ってくれたのは、実はチームの全員が若い頃バンドをやっていたからだとわかりました。
話をしていると、時々ふと黙って遠くを見ているんで『どうかしました?』と聞くと、『mF247の仕組みを使って、デビューしようかなと、で、その時に昔、作ったオリジナル曲のどれをレコーディングしようかと、つい考えちゃっているんだよね。』(驚愕)
この話本当なんです。(笑)
私のブログの最初の頃書いた、能動的音楽ファンがここにも居ました。(やや能動的過ぎますが)(笑)
という経緯があっての取材だったのです。
初夏以降の、『mF247』の進化と考え方の変化を取材するということでした。
この話は、まとまれば、12月発売の『一橋ビジネスレビュー』に掲載されるそうです。
その時はぜひお読み下さい。
- 作者: ローレンス・レッシグ,山形浩生
- 出版社/メーカー: 翔泳社
- 発売日: 2002/11/30
- メディア: 単行本
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