mF247 助走開始!!その3
私がアナログ人間だということは昨日書きました。
私は小さなライブハウスが200人のお客で超満員になってあふれてしまったのと、500人の店員の会場のライブで400人のお客さんが、余裕をもってゆったりしているのとを比べたら、前者の方が断然好きなのです。
ラーメン屋の前で行列ができていると、このラーメン屋のおやじは、エンタテイメントがわかっているなとうれしくなります。小さなライブハウスがいっぱいになって、入れなかった客がいた時に、既に中に入ってたお客は幸せを感じます。
ラーメン屋ですぐに席に着くことができなくてしばらく行列を作って並んだ後、ラーメンを口に入れた時、実体以上に美味しく感じ、幸せな気分になります。エンタテイメントというのは、そういうものだと思っています。
2002年の夏、サッカーワールドカップが日本で開催されました。
あの時期チケットが各国に割り当てられたのですが、一部の国での販売がうまくいかなくて、急遽「iモード」であまっていた国のチケットが緊急発売されました。
そして発売時刻に「iモード」は2時間近くつながり難くなりました。
その件があってしばらくした頃、ある会合で「ネットがつながらない話」があって、私は「プレステ2のeコマース話」と「ワールドカップ時のiモード話」をしていたら、ドコモの偉い人から「『iモード』と『プレステ2』を一緒にしないで欲しい」とクレームが入りました。
「『iモードはアクセス制限』をしたのであって『サーバーがダウンしたプレステ2』とは根本的に違う」というのです。
私はユーザーの立場から言わしてもらえば、『原因はともかく、つながらない現象は同じだ。』 と言いました。
話がわかりにくくなってきました。(笑)
つまり、昨日、今日と私の言いたいことは、「あふれて会場に入れない。お客が多すぎて買うことができない。お客が多すぎて長時間待たされる」
といった現象を、ひっくるめて楽しむのが、エンタテイメントだと言いたいのです。
システム系デジタル人間は、人気が急にでたりして「つながらない」という同じ現象がおこった時に、「想定外」ではうろたえるし「想定内」では平然としているという傾向があるようです。
システム系デジタル人間と、エンタメ系アナログ人間とには、そんな違いがあるのだということに気付かされたということです。
読み直してみると、力んで書いたわりには、意味がありませんでした。
失礼しました。(苦笑)