ゆっくりとした空間で大人のライブを

L'ULTIMO BACIOという くくりで、昨年から大人を対象にした良質なライブが
恵比寿のザ・ガーデンホールで開かれています。
今年のラインアップは 
21日 BAHO/ジェイク・シマブクロ 
22日 夏木マリ/小松亮太&ザ・タンギスツ
23日 井上陽水
で、24日は 旧友 織田哲郎柳ジョージという組み合わせです。
前半の柳ジョージさんの部は時間がなくて「間に合わず」でしたが、
後半の織田さんの部には間に合いました。
大人の為のコンサートですから ガーデンホールのホワイエには バーが設置されています。
主催者が大人にゆっくりとした空間で素敵な音楽を楽しんでもらおうと色々工夫しているのがわかります。
ホワイエのBARのプロデュースは フードデザイナーの野村友里さんです。
(野村友里さんは 近々、mF247のnJで登場する予定です。)

・・・・で、織田哲郎のライブですが、笑えました。
キャリアの長い人ですから 曲よし、演奏よし、なのですが
何故かMCが落ち着かないのです。
タイミングをとるためか、やたらペットボトルの水を飲むのです。
やたら タオルで顔をふくのです。
MCもとても面白いのです。
でも、話しがあちこちに飛びます。
こんなスタイルが彼の芸風なのかなと思っているうちに、
ペットボトルの水がなくなりました。 「アレ!」
「焼酎もって来て!」 場内大笑いです。
「早くもって来て!」 でも舞台の近くに焼酎まで用意してませんよね。
時間がかなりかかって スタッフがグラスをオズオズと持って出て来ました。
グラスを一気に飲みました。
「オイ、本当にこれ焼酎だよ!」で場内大爆笑。

途中で 柳ジョージさんも参加し、 何かニューオリンズのピアノバーのような
親しみやすい、肩から力の抜けたライブは無事に終わりました。
終わって楽屋に行きました。
織田さんの顔は 少し血色がいいなという程度にほんのり赤くなっていました。
「今日は久々のライブだったんで、えらく緊張しちゃった」といっていました。
イヤイヤ そんな風には思えません。
ハチャメチャな芸風は仲々のものです。(大笑い)