どんと紅白 その4

前にも書きましたが、ボ・ガンボスが EPIC・ソニーから レコードを出した年と
「いか天」という音楽番組が スタートしたのは同じ 1989年です。


TVという媒体を使うと どうしても 甘味が優勢になります。
世の中の大多数は甘味を好むのです。


自信をもって リリースした ボ・ガンボスは 世の流れとは逆行する
苦味、辛味の強い音楽でしたから やや劣勢を強いられました。


1995年に 日比谷の野音(野外音楽堂)の公演を最後に ボ・ガンボスは解散しました。
そして 「どんと」は沖縄に移住します。
沖縄では 3枚のソロアルバムを出し、 さまざまな活動をしていました。


そして 2000年1月28日に旅先のハワイで 突然倒れたのです。


そんな ボ・ガンボス「どんと」の音楽を愛し続けている ファンとミュージシャンが
「どんと」の命日の近辺の1月の末に 「SOUL of どんと」というタイトルで
2003年から イベントコンサートが毎年開かれています。
今年は ”soul of どんと special「どんと紅白」”となって
NHKホールで 27日に開かれました。


佐藤剛さんプロデュース
音楽監督 Dr. KyOn 司会 竹中直人
バンドは Dr. KyOn 永井さん 岡地さん 玉城さん もう1人(ゴメンナサイ)
つまり ローザとボ・ガンボスで 「どんと」と共演したプレイヤー達です。

それに 忌野清志郎 UA 岸田繁くるり) 東京スカパラからの皆さん
ハナレグミ 宮沢和史 YO-KING YUKI という人達が 「どんと」の曲をカバーしました。
 
更に 沖縄からのゲスト 古謝美佐子 AMANAが 「どんと」の思い出を
カラっと語り かつ 唄い 町田康の朗読と SANDIIのフラのダンスがあって
4時間近い ライブは終わりました。(続く)