究極のライブパフォーマンス

究極のライブパフォーマンスが スポーツの試合だ ということを改めて感じさせたのは 昨日の第88回全国高校野球選手権大会の 決勝戦と本日の引き分け再試合でした。
この両校の選手達が 対戦するという確率は 参加校の数からいって それ程高いのもではなかったわけだし、県予選はともかく 決勝戦に進出するのも 実力プラス幸運が味方しなければ、果たせなかったでしょう。
何故か、この両チームが 決勝で試合をすることになり、
何故か、両チームに不思議な力が 神 から与えられ、
不思議なパワーが 甲子園球場を支配し、現場で観戦している人達だけでなく TVをとおして見ている私にも そのパワーが届きました。
両校とも 猛練習をした結果、予選を勝ち抜き、決勝戦迄進出しました。
その決勝戦を闘っているなかで、それ迄とは全く違う ある種の反応が 両校の間に起こって、極めて精神的な高みに 両校選手が 引っ張り上げられました。
9回の表 最後が 早稲田実業の投手斉藤君 打者駒大苫小牧田中君 の対決は 神が決めた シナリオ以外のなにものでもありません。
勝負がつきましたが、この試合の終わった後の感じは、勝負とはかけ離れた 不思議な感動でした。