ライブパフォーマンス 

私は 「ライブパフォーマンスが大好きだ」 ということを繰り返して書いています。 昨日は音楽ではなく、高校野球について書いてしまいました。
人が 人と出会って、一緒に何かをする時に、想像もしていなかった新しいことを 突然考え付いたり、激しい反応が起こって爆発したり、といったことが起こります。 それが面白くって、人は離合集散を繰り返しているのだ と思うのですが、結果がいつもいいとはかぎりません。 それでも 人はいい結果を出そうと新しいことに挑戦します。
一方で いい結果が一度出ると、その枠組みを変えたがらない派もあります。
どちらに 理があるとは いちがいには いえないのですが、「面白さ」を追求するということは、いつも新しいことに挑戦することだと 私は思っているので、毎回 結果にバラツキが出てしまう ライブに心が引かれてしまいます。
パーマネントの ロックバンドですら 毎回出来が違うし、バックのミュージシャンが違う ソロボーカルのライブも ツアーごとに出来、不出来があるのが また面白いのです。
クラシックのコンサートでは、指揮者は世界を飛び回っていて オーケストラと顔を合わせたら 直ぐに練習に入って、数回のリハーサルをした後に 本番というのが普通ですから、毎回 出会いがしらの真剣勝負といったことになっています。 当然 結果はいつも いいとはかぎりません。 出来のいいときは、コンサートのあと余韻を楽しみながら、食事のできる幸せな時を持てるし、出来が悪ければ 指揮者とオーケストラの悪口を大声で語りながら、酒を飲むという楽しさが得られます。
綿密なリハーサルを重ねて録音された 完成度の高いCDは、数十年経った後でも 十分に楽しめますが、 その場、一回限りの出来、不出来の予想できないライブも 又 別な楽しみがあります。