大人のミュージシャンは侮れないぞ

昨夜はどしゃ降りでしたが、今日は一転して良いお天気でまさに野外ライブ日和です。日比谷、野音''忌野清志郎''さんのコンサートに行きました。デビュー35周年記念のライブでした。

20数年前にRCサクセションのステージを一度見て、その時は若干違和感を感じたのを覚えています。一昨年から、清志郎さんのソロコンサートをパルコで見始めて、最近はまっています。この歳になって、清志郎さんの本物がわかってきたんだと思います。

ひとつの曲の中で、シンプルなメッセージが何度も繰り返されると、その言葉がどんどん実体を帯びてくるという技を、若い時には気がつきませんでした。よく、『百万言を費やすよりも一言の重み』という言葉がありますが、まさに清志郎さんの曲は、これだと今日も実感しました。

清志郎さんからは見えなかったでしょうけど、客席の私からは舞台の上を月が左から右へコンサートの間、ゆっくり移動してるのが見えて、まさに野外ライブの良さを満喫しました。

清志郎さんはある時期からずーっと、多分30年近く、第一線で活躍していますが、このところ、活躍の幅が狭まっているミュージシャンも数多くいます。いろんな理由があるのだろうけど、mF247はそういうアーティストをbiG''A''と名づけてサポートをしようと考えています。

biG''A''達大人の技と色気は侮れないものがありますよ。大人のミュージシャンの逆襲を夢見ています。

コンサートが終わったのは21時少し前でしたが、始まった時の蒸し暑さは嘘の様に、涼しい風が吹き抜けました。
間違いなく秋が近づいています・・・。