森永博志さん、吉田直矢さん、古沢巌さん

銀杏BOYZのコンサートの後、時間をつぶして、17日(土)の深夜というか、18日(日)の早朝にかけて、西麻布近くの''レッドシューズ・第3土曜日・パーティー''に出かけました。

毎月第3土曜日は森永博志さんがいつもいるということになっている、パーティーです。(いないときもあるんです)
何となく、森永ファン(私も含めて)がゆるい感じで集まってます。

森永さんが選んだミュージシャンが毎回ライブをみせたり、詩の朗読があったり、なにやらパフォーマンスがあったりと、わいわい盛り上がっているうちに、朝を迎えるわけです。

このパーティーのよさは、40代、50代が中心で、20年〜30年間ずっと不良だった大人達が集まっていて、20代の若者が小さくなっていることです。

見たところ、偉そうな人もいないし、急に金持ちになったという感じの人もいなくて、皆んな肩から力の抜けている大人達の集まりですから、気分がいいんです。

そんななかでバイオリンの吉田直矢さんのグループAPOが演奏しバカウケしていました。
クラシックの技法をベースにミュージシャンとしての精神と表現方法が明らかにロックしているんです。



夜が明けて、午後2時、富ヶ谷のHAKUJU HALLにバイオリンの古沢巌さんのコンサートに行きました。
古沢巌さんはクラシック本流を歩いているのに、ジプシー音楽、タンゴ、ボサノバ、東儀秀樹等クラシック以外の音楽とのコラボレーションを積極的にしている人です。

今日のライブのタイトルは''ザ・ショー フィドラー ニコニコ!''ですから相当過激です。

このショーの編成はウッドベース、パーカッション、エレクトリックオルガンの4人編成+アイリッシュ、ダンスチームです。

リバーダンスの大チームが毎年来日しているので、アイリッシュダンスを見た人も多いと思いますが、ハードシューズ(?)というのですかね?つまり靴のカカトでタップダンスの様に激しく、リズムをキザムのですから、それに対応するバイオリンは大変なのです。

勿論、このライブはP.A.を使わないので、バイオリンの音は、かき消されててしまいます。ただ不思議なのは、アイリッシュダンスの始まる前にたっぷり古沢さんの、バイオリンを聞かせていますから、物理的には、聞こえていなくても、視覚で十分に音が聞こえているんです。

2人ともクラシック畑出身ですが、前夜の吉田直矢さんはロック、古沢巌さんは、ニューウェーブです。 と勝手に、分類しました。

2人に怒られそうで少し心配です・・・・・・・。