小さなハコでのギターセッションをもっと見たいな・・・

土屋公平 Fantastic''VIBES'' Groove Guitar act.2が、渋谷DUOで開かれたので、見に行きました。

土屋''蘭丸''公平THE STREET SLIDERS在籍中にも、 99 1/2(ナインティーナイン&ハーフ)や、仲井戸''CHABO''麗市とのユニット''麗蘭''を組んで活動していました。2000年に、THE STREET SLIDERSを解散した後は、麗蘭を続けながら多くのミュージシャンとの、サポートギターとして、大活躍中です。特に、堂本兄弟のサポートは、テレビ出演もあり良く知られています。

そんなこともあってか、今日のお客さんには、女性が目立ったのでびっくりしました。

ギター中心のライブと言えば、古くは山岸潤史、石田長生 達の、高円寺''次郎吉''等でのライブを思い出します。会場はギターキッズでいつもいっぱいでした。

そう言えば、最近はギタリスト中心のライブって、少ないよな〜。

私がEPICでロックを始める頃、ギタリストとして有名だったのは、山岸潤史、石田長生といった、大阪勢でした。まだ、日本にはロックシーンが無かったので、ブルースの盛んだった大阪の、ギタリストの名前が、有名だったのでしょう。

東京ではCharが有名でしたが、作詞:阿久悠 作曲:梅垣 達志の''気絶するほど悩ましい''がヒットしてしまい(本人の希望に反して?)、ギタリストの名前が消え、歌謡曲歌手の名前が有名になってしまいました。Charは、そこから抜け出すのに、ものすごく苦労したと思います。というわけで、ギタリストCharの活躍は、少し後になってしまいました。

東京のギタリストシーンでは、''BOWWOW''の山本恭司、が有名で、大阪勢に遅れて''子供バンド''のうじきつよし''WHY''の北島健二、等が出てきたのですが、ギタリストが何となく集まって、セッションするという雰囲気がなくて、小さな小屋でのギターライブというのは、目立たないで今日まできています。

''蘭丸''公平は、(でもお客は公平としか呼びかけません)楽しそうに、ギターライブをスタートさせました。

途中で、年が一回りも若いギタリスト''竹内朋康''が参加しました。公平によれば、竹内朋康の音を聞いて、その音のにおいが自分の音楽が同質だと感じて、知り合いでもないのに電話をかけて、誘ったのだそうです。いいぞ、いいぞ、この感じは。昔の次郎吉でのギターセッションぽくなってきたぜ・・・。

今日のライブにはもっとたくさんのギターキッズに来てほしかったな〜。きちっとした、コンサートも良いけれど、こういう感じのセッションも素晴らしい。

日本の音楽シーンがもっと盛り上がるには、ホールツアーとは別に小さい箱での自由な組み合わせのライブが、もっと増えた方が、豊かになると思いました。


P.S.
ライブの後、公平と食事をしている席に、甲斐よしひろさんが参加しました。
その話の中で、山岸潤史さんは、10年以上前から、ニューオリンズに移住していて向こうで大活躍しているそうです。台風の影響で避難生活を送っているそうですが無事だそうです。良かった。