『夢・遊び・感動』 は幸せのエンジンだ

株式会社バンダイナムコホールディングスの設立披露パーティーに出席しました。

ソニーコンピュータエンタテイメント(SCE)が、プレイステーション(PS)を立ち上げた時お世話になった2社が、統合されることになったのですから、ぜひ、お祝いを述べなければなりません。

SCEを立ち上げた時、バンダイさんは色濃く下町気質が残っている会社らしく、町内(ゲーム業界)に引っ越して来た(SCE)に、何くれとなく気を使って世話をして下さいました。

一方ナムコさんは、技術系の会社らしく、(PS)の性能にほれ込んで、ソフト開発を先頭にたってドンドン進めてくれました。

この先、どうなるか自分達も不安だった時、この2社の協力が本当に有難かったことを忘れることはできません。

そんな気分を思い出しながら会場に入ると、高須 社長のスピーチが始まりました。

  • ミッションステートメント ・・・ 『夢・遊び・感動』 を世界中の人々へ盛況し続けること。
  • 信念 ・・・ 『夢・遊び・感動』 は幸せのエンジンだと信じているから。
  • 基本精神 ・・・ 『超熱中』 『超発想』 『超おもてなし』
  • ビジョン ・・・ 世界で最も期待されるエンタテイメント企業グループを目指す。


ということを簡潔に力強く話されました。

両社の最も得意分野を煮詰めると、こういう風に整理されることに大納得だし、これから協力しあう両社の社員にもとても理解しやすいだろうと思います。

楽天・TBSの統合問題が、相変わらず新聞紙上をにぎわしていますが、統合された2つの会社の社員が統合の意味が理解できて、無理せず感情的にも納得しないと、その後の成長は難しいと思います。

統合後何をするのかということを、こんなに簡潔に表現できたバンダイナムコは、素晴らしい結果を生みそうな予感がします。