渡辺プロダクション創立50周年記念謝恩パーティー

17日、 『渡辺プロダクション創立50周年記念謝恩パーティー』に出席しました。

午後6時よりということだったのですが、少し早めに着きたいと時間に余裕を見て会場に向かったのですが、会場の周りを取り囲む、車、車、車という状態で、私の乗ったタクシーも動きがとれず、結局は遅れて会場に入りました。

渡辺プロダクションは、渡辺晋、美佐の御2人が1954年(昭和29年)に創立した日本最古、最大のプロダクションであることは皆さんもご存知の通りです。

歌手のマネージメントは、レコード会社の宣伝部が代行していたり、個人が歌手のマネージメントをしていた時代に、ショーを創ったり、TV番組を制作したり、映画を製作したりする為に、アーティストマネージメントも企業が手がけるという考えで会社を作ったのは 『渡辺プロ』 が最初で、その成功を見て次々と同様の業態の会社ができて、現在に至るわけですから、現在の形の音楽芸能業界も、まさに起源から50年になるわけです。

プロダクションはアメリカでは放送用番組制作会社、CM制作会社、映画製作会社等のことを通常意味します。

渡辺プロダクションは、アメリカで意味する制作会社の他に、アーティストマネージメントを取り込んだところが画期的でした。

全てのエンタテイメントを一社で作り上げてしまうという、世界中どこにもないコンセプトで、会社を立ち上げてしまった、渡辺晋、美佐夫婦は、他に類をみることのできない天才なのです。

成功した戦後企業の多くは、その成功モデルがアメリカにあって何年か遅れて日本でも同じことを始めて、成功するというケースが多数ありました。

先発組 を研究すれば、後発組 のリスクは極少化できます。全くのオリジナルのモデルを試行錯誤しながら作り上げるというのは、大変な困難があります。

そんな世界に例を見ない、全く新しいビジネスモデルを日本に根付かせた 『渡辺プロ創立50周年記念謝恩パーティー』 ですから、日本中の業界関係者が集まったので、会場は超満員です。(超満員は大成功のエンタテイメントだということは、10月28日のブログに書きました。(笑))

今、日本で最も広い宴会場の一番奥にステージがあるのですが、ほとんど何が行われているのかわからない程のにぎわいでした。


続く