真っ直ぐなロックバンド、 THE MODS はもっと評価されるべきだ

金曜日の夜、川崎のクラブチッタに THE MODS のライブを見に行きました。

THE MODS は、EPICソニー以来の付き合いです。来年でデビュー25周年になります。

THE MODS はこの25年間メンバーが変わっていません。
(デビュー以来、メンバーチェンジをしていないバンドで、今も活動しているバンドで一番古いのは、アルフィー?で、THE MODSは2番目じゃないかな?)

25年の間には、音楽観の違いとか、健康上の問題とか、いろいろあった筈です。

そんな問題を乗り越えて、毎年アルバムを作り続け、毎年全国ツアーを続けています。

すくなくとも、アルバムとライブを聴いたり、見たりしている範囲で、THE MODS は一度として、振れたことがありません。

25年の間、THE MODS としての、メッセージを一貫して ROCK KIDS に出し続けているバンドです。


ライブはいつものように、ほぼ ON TIME で始まりました。

そして、いつものように、 VOCAL 森山達也の MCは二言、三言です。

THE MODS の曲は、どれも短いので、疾走、爆走している感じで、アッという間に、本編が終わります。

『モッズ!モッズ!』の大歓声で、お客がアンコールを求めます。

THE MODS は、お客を待たせません。

ステージに戻って、3、4曲演奏して、アッという間に消えます。

再び、『モッズ!モッズ!』の大歓声がわき起こります。

THE MODS はお客をじらしたりしません。

ステージに直ぐ戻って、又、3、4曲演奏します。

こんな感じで、4回目のアンコールを演って、この日のコンサートは全て終了しました。


楽屋にまわって、メンバーと少し話しをした後、私は 『お先に』 と言って、会場を出ました。

まだ会場のまわりには、ファンが沢山残っていて、そのファンに取り囲まれました。

THE MODS のデビュー以来のファンなのだそうです。

ですから、私とメンバーの関係を知っているようです。

『丸さん、がんばってください。メンバーを宜しく頼みます。』 と言われてしまいました。

もう、引くに引けないよな!!


ファンと別れて、川崎駅に向かって、信号待ちしていたら、隣に立った男の人が、 『川崎の駅前も、随分明るく、きれいになりましたね。』 と話しかけてきました。

身なりから、 THE MODS のファンだとすぐにわかりました。

そして、2人並んで駅に向かって歩きました。

特別話しもしませんが、でも、何となく良い感じです。

改札口の前で、 『私、こういうもんです』 と名刺をくれました。私もあわてて、名刺を渡しました。

『丸さん、気を付けて帰って下さい。』 といいながら、握手をしてくれました。


良いライブの後って、いつも 『良い感じ』 がのこります。