能力の進歩は階段状である

1月9日に始まって、1月14日で中断した

『高校時代話し』 を突然復活します。


『担任の教師と対立し 「成績が悪いのだからラグビー部の

部活を止めろ。部活を止めないのなら俺はもうお前の面倒は

一切見ない。大学入試の内申書を書かない!」

と言われて動揺した。』というところで1月12日の回は終わっています。(笑)


「担任の教師に内申書を書かない!」 といわれたのは

高校2年の秋のことです。

運動能力が劣っていた私ですが、

夏合宿の最中に体力、技量ともに大きく伸びたんですね。

スポーツだけではなく、人間の能力というものは

毎日毎日、トレーニングをしても必ずしも右肩上がりのグラフのように

上達するものではなく、一段上のレベルに上がると

しばらくはどんなに激しくトレーニングをしても

同じレベルにとどまっていて、

それでもあきらめずに更にトレーニングを続けると、

何かのきっかけで、 『ぽん』 とまた一段上の段階にいける、

つまり人間の能力というのは階段状に進歩するということを

つかんだのが夏合宿だったのです。


こんな 『大発見』 を体験してしまったのですから

『部活を止める』 という選択伎は私にはありません。

『もう少しがんばれば、並みのプレイヤーにはなれるかもしれない。』

という時期です。

一方、担任の性格は、もう十分にわかっています。

意地が悪いので、部活を止めなければ、

本当に内申書を書かないだろうと予想されました。

というわけで動揺したのです。