友部正人さんの沖縄ライブ

沖縄に3週間振りに戻りました。
空港から真直ぐに国際通りにあるCAFEに直行し、
沖縄スタッフと打合せをし、そのあと
首里フジコと次のアルバム迄のスケジュールの確認をしました。
国際通りにあるスターバックスのすぐそばに
「そば」というカンバンを出している「沖縄そば屋」さんがあります。
半年振りに寄ったらちゃんと覚えてくれていて、
「沖縄が久しぶり?」「この店が久しぶり?」
と質問されてしまいました。
「ウン、沖縄にはよく来ているんだけど家が
大謝名なんで、このあたりにあまり来ないんだよね。」
といいわけをしちゃいました。
「三枚肉そば」500円を食べて、
この店からそれ程距離のないところにある「桜坂劇場」に
向いました。
友部正人さんのライブ2006「Speak Japanese,American」
を見に行ったのです。
桜坂劇場は映画館なんですが、小編成のライブも
しょっちゅう開催されています。
友部正人さんとは彼の4枚目(?)のアルバム「誰も僕の
絵を描けないだろう」のリリースの頃('75年)、仕事上でほんの少し
かかわりそうになったことがあります。
でも結局はキチンとした形にならなかったので
お会いするのははじめてという事になります。
アルバムタイトル曲の「Speak Japanese,American」は沖縄で聴くと
リアリティーがものすごくあってウンウンとうなずいてしまいます。
「朝の電話」を聴くと目にウッスラと涙がにじみます。
この日はスペシャルゲストに寺岡呼人さんを入れての
ライブだったのですが、友部さんと寺岡さんとは年代が違うのに
とても組合わせとして良くて、本当に納得のライブでした。
ライブのあと、'05年11月発売のアルバム「Speak Japanese,American」(MDCL-1471)
と発売したばかりの「LIVE! no media 2004」(CD付)
思潮社の「詩集」を買ってしまいました。
友部さんにサインをしてもらったのですが、
ちょっとテレてしまいました(笑)。
素晴らしい作品です。皆様におすすめします。