minimumus ライブ

先々週は沖縄に5日も居て、22日(水)夕方 東京に戻りました。

夜、六本木『スウィートべジル』 で私のレーベルからリリースしたパーカッショングループ 『ミニマムズ』のライブに顔を出しました。

『ミニマムズ』 は国立音大の打楽器科を専攻していた、小柄な3人の女の人 (だから minimumus なのです。笑)が作っているグループです。木次谷紀子、樋口花、山下由紀子の3人で、同期だそうです。吉田直也のユニット A.P.O (アコースティック・パッション・オーケストラ)に木次谷紀子 が参加してくれたのがきっかけで『ミニマムズ』と知り合いました。

『パーカッショングループってどんなライブをするんだろう?』と興味があって、南青山の曼荼羅 (マンダラ) に見に行ったのが3年前で、とても面白く、かつ上品で情熱的なライブだったので、すっかり fan になっちゃいました。

『パーカッション・グループ』ってリズムだけだと勝手に思い込んいたのですが、とんでもなくて、マリンバが大活躍するんです。ピアノは指の力でかなり複雑な仕組みを使い、フェルトの付いたハンマーで鉄線をたたいて音を出す楽器です。19世紀の終わり頃迄に進化を重ねて今のピアノの型になったのですが、マリンバは若干の改良はあったのでしょうが、かなり原始的な型のまま現在に至っているようです。

ですから音を出すのにやたらパワーが必要なようで、正しく美しい音を出すにはその音の板の真ん前に立って『えいやっ』 とばかりに 『バチ?』 を振り下ろすわけですから、右に左に激しく体の中心線を移動させるので大変です。美しい女の人3人がステージの上で動いている状態を想像してみて下さい。なかなか魅力的だと思いませんか? (笑)

ダンスではないがダンスに近い視覚的な楽しさもあるライブでした。次回のライブの時には皆さんにお知らせします。是非、一度足を運んで下さい。

それと、CDが出ました。「minimums」お聴きください。