2006-01-01から1年間の記事一覧

学問のすすめ 3

福沢諭吉の「学問のすすめ」について今日も記します。 前にも書きましたが、この本は明治5年に初編(第一章)が出版され、二編(二章)以降、次々と出版されて十七編(十七章)の最終章が明治9年に出版され、それらを全てまとめて、明治13年に一冊にまと…

学問のすすめ 2

ブログを長く休みました。 福沢諭吉の「学問にすすめ」にハマっていました。 この10日程の間に、会う人ごとに「読め!読め!」と強く推薦しましたから、少なくとも20冊ぐらいは売れたと思います。(笑) 慶応大学出身者に「君は勿論読んでいるよな?」と…

学問のすすめ

小林秀雄の「考えるヒント」のなかに「福沢諭吉」を論じている項目があり、それに導かれて福沢諭吉著「学問のすすめ」を読み始めました。 福沢諭吉について、これまで私の知っていることと言えば、一万円札に印刷されている人。 「天は人の上に人を造らず人…

沖縄本 2

小林よしのり著「新ゴーマニズム宣言 SPCEIAL 沖縄論」小学館発行 を読みました。 この本の良さは、沖縄につきものの諸問題が 実に良く整理されているところです。 小林よしのり氏の「ゴーマニズム宣言」シリーズの他の著書を読んでなかったので、こ…

沖縄本 1

人にすすめられたり、新聞や雑誌で高い評価を得ている「本」「CD」などを最近ではインターネットで購入しています。 買うものがハッキリ決まっていると、大型店の店内をウロウロしながら捜すのが 体力的にも とてもしんどくなっているし、ターミナルにある…

那覇祭り

しばらくブログを休んでいるうちに、世の中はどんどん変わっています。 総理大臣は小泉純一郎から安部晋三になり、靖国神社問題は日中、日韓首脳会談で、「参拝するとかしないとかを言わない。」といった何やらあいまいな「解決とは とうてい思えないなあ!…

牧野富太郎博士 2

昨日の牧野富太郎植物園のところで書きわすれました。植物園もとてもいいのですが、私が感銘を受けた牧野富太郎展示コーナーをぜひ見て下さい。 私はこんなに充実した内容の記念館を他に知りません。 牧野富太郎博士は植物分類学者でしたから、収集した標本…

牧野富太郎博士

高知市で友人の友人が開いた「人形展」の会場で多くの人を紹介されたのですが、そのなかに「高知県立牧野植物園」の職員がいて、「是非見てください。」と強くすすめられたので、行ってみました。 牧野植物園は 高知県が生んだ「日本の植物学の父」牧野富太…

友人の友人

9月30日(土)高知に向かいました。 私の友人夫婦の京都の人形作家の友人が、高知はりまや町の共通の友人のお店(海花ーはな)で個展を開くことになり、同時に京都のパン職人(天然酵母のパン屋ー東風)の友人を伴って高知に入り、私の友人夫婦の創作料理…

宝塚の魅力2

「宝塚」出身者で女優として大活躍している人は沢山います。 今、もっとも売れている天海祐希をはじめとして、麻美れい、大地真央、真矢みき、一路真輝(順不同)・・・・等々、いちいち数え上げられない程の多さです。 東宝宝塚劇場は1934年1月1日に…

宝塚の魅力

「色々考えています」などと昨日書きましたが、「一日中思索にふけっている」などということを私ができるわけもなく、いつもどおりに 無意味なほど、明るく行動し、夜はほぼ毎日コンサートを楽しんでいますから、はたから見ている私のスタッフが このブログ…

テールの役割

ちょくちょくブログを休んでいます。 なんだか色々考えてしまい、何を書こうか?がまとまらなくなっていたのです。(笑)「ひとつの問題」が掲示されると色々な意見がでてきます。 インターネットの出現以前は「ひとつの問題」についての他人の意見を知るの…

読解力

沖縄で 台風によって家に閉じ込められていたので、いろいろ考え込んでいました。めずらしいことです。(笑) 勿論 私は今 東京に戻っています。 先ず、最近騒然となった 坂東真砂子氏の「猫殺し・エッセー事件」です。 日経新聞に掲載されていたので、サーッ…

台風13号

沖縄に戻りました。 台風13号が沖縄を襲う前に着かなければなりません。 それで金曜日の最終便に乗っちゃいました。 土曜日になると、空は台風の影響で、雲が走っています。 沖縄のスタジオで、インタビューを受けました。 言いたい放題 愉快にしゃべりま…

多量のクスリはいかがなものか 2

昨日、私が診てもらった医師のクスリの処方について「いかがなものか?」と疑問をハッキリ医師に質問をしたことを書きました。 私が その時感じたのは、こんな大量のクスリを処方するのは病院の利益を高めようとしているのではないかと疑問をもったこともあ…

多量のクスリはいかがなものか

私はものごころがついてから、内科の医院に頼ったことは一度しかありません。 1994年の2月頃、プレステ発売に向けて ソフト会社まわりをしている時期に、昼間に気温がやや高かったので、油断してオーバーを着ずに、蒲田のナムコさんに伺ったのですが、…

再 森岡尚子さん一家

どうも 最近の私のブログは ゆきあたりばったり(方針をたてずに成り行きまかせ)になっています。 小林信彦「うらなり」 → 小林信彦「水谷準」 → 江戸川アパート → 魔法のクスリ○○ → 沖縄 森岡尚子さん一家の自然治癒といったかんじで、まるで「連想ゲーム…

魔法のクスリ ○○

今 薬はインスタントラーメンの袋のなかに入っている調味料と同じように 機械で自動的に一回分を分包していますが、昔は折り紙のような手順で、変形五角形の包みを手作業で作ったのです。 母と私は 「茶色のビン」 から薬を取り出し、父の指示通りに計量して…

同潤会江戸川アパート 2

「同潤会江戸川アパート話し」を続けます。 昨日も書きましたが、江戸川アパートには 約400人から500人ぐらいの住民が暮らしていました。 江戸川アパートは昭和9年に完成したので その前後に結婚し、世帯を持つという人達は、明治時代生まれというこ…

同潤会江戸川アパート

今週の「週間文春」の小林信彦の連載「本音を申せば」第423回「昭和の達人たち」を呼んでいたら、懐かしい名前がでてきました。 水谷準です。 「新青年」という雑誌がなかったら、文筆家としての夢声、獅子文六、サトウハチローといったは存在しなかった…

小林信彦「うらなり」

先週末、沖縄に戻る飛行機のなかで読もうと、空港内の本屋で小林信彦「うらなり」を買い求めました。 山本夏彦 山口瞳 久世光彦 小林信彦は私の大好きな作家だと 何度もこのブログに書いていますが 好きな理由をここでは書きません。 この4人の作家の本をみ…

「個人の冒険物語」

先週末から月曜日にかけて ゆったりとした沖縄に滞在していました。 沖縄の自宅で 日曜日(3日)の夜 TBS系の番組「情熱大陸」をみていたら 沖縄の「やんばる」という本島北部地域で農業を営みながら、自給自足生活をしている「森岡尚子さん一家」が紹介さ…

今年も終わってしまう!

9月になりました。 朝 玄関の扉を開けて一歩踏み出した時に 全身を包み込む熱気が、かなり薄らいでいるような気がします。「もう 秋だなあ!そうすれば直ぐに冬が来て、今年も終わってしまう!」と何だか寂しい気がします。 「大人になると時間の経つのがや…

サントリーサマーフェスティバル 3

「きわ」さんから コメントをいただきました。「独自性について」の私の論理が 一貫していないとの指摘です。 私も読み直してみると「きわ」さんのおっしゃるとうりだと認めます。 今 私の手元に 審査時の同録テープ(ディスク)がないので 確認できないので…

サントリーサマーフェスティバル 2

昨日の話の続きです。(笑)サントリー・サマーフェスティバル2006は 8月22日から30日までの間に 8回のコンサートがあります。 どのコンサートも面白そうなのですが、8回 全てを見るわけにもいかず、23日の「音楽の現在」25日の「マーク=ア…

サントリーサマーフェスティバル

毎年8月の末に、サントリー音楽財団が 東京溜池のサントリーホールの大ホール、小ホールを使って サマーフェスティバルを 開いています。 サントリー音楽財団の サマー・フェスティバルの特徴は、日頃 聴く機会の非常に少ない クラシックの「現代音楽」を系…

物差し

「ロカメンコ」の路上ライブで 足を止めてくれる人は 30才半ば以上の人達だと まえに書きました。 多分 80年代後半に はやった 「ジプシー・キングス」を 思い出したからかもしれません。 私が長いこと音楽の仕事をしていて、密かに考えていたことは、感…

ロカメンコ

mF247のサイトに 私が大好きな 「ロカメンコ」 というグループが参加しています。 「Rockamenco」と表示します。 ブルースロックギタリスト ichiro(イチロー)と フラメンコカンテ (フラメンコボーカリスト) KSK Arita の出会いから結成されたグループ…

ぎらつく太陽の光

昨日8月23日の日経新聞の夕刊に「物足りないドーム球場」という記事がありました。 ナゴヤ、札幌、東京とエアコンが利いたドーム球場で続けてプロ野球を見た。西武・松坂の力投など、試合は見どころがが多かったが、何か物足りなさが残った。 甲子園の高校野…

ライブパフォーマンス 

私は 「ライブパフォーマンスが大好きだ」 ということを繰り返して書いています。 昨日は音楽ではなく、高校野球について書いてしまいました。 人が 人と出会って、一緒に何かをする時に、想像もしていなかった新しいことを 突然考え付いたり、激しい反応が…